保険会社のSaaS:いまだ万人向けにあらず
2015/11/10
Abstract
セレントは、保険会社によるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)の利用状況と将来の利用計画に関する調査を実施しました。
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | 保険会社は現在SaaSについてどう考えているか? |
2 |
2010年と比べてスタンスに違いはあるか? |
3 | 保険会社とベンダーにとってどのような意味を持つか? |
本レポートは2004年と2010年に行われた調査の結果をアップデートするもので、2010年発行のレポート「保険業界におけるBPOおよびSaaSの導入:本格化の兆し」で引用したデータと対照比較しています。また、「保険会社のBPO導入意欲:沈静へ」の姉妹編です。
本レポートでは、以下の2つについて分析します。
- SaaS利用に対するスタンス
- Saas導入をめぐる障害
「我々が保険会社に取材すると、話がかみ合わないように感じます。保険会社は変動費モデルへの移行を目指していると言いながら、実際のところSaaSの導入に慎重な姿勢を崩していません。新たなシステムには陳腐化しないものを選びたいという思うあまり、そうした結果になっているのかもしれません」とセレント保険プラクティスのリサーチディレクターでレポートを執筆したトム・スケールズは述べています。
本レポートは16p、6図で構成されています。