クロージングパネル:フィンテック・ブームを超えて
18 July 2019
Eiichiro Yanagawa
第8回 東京金融情報&技術サミットを振り返り:Part 3
東京金融情報&技術サミットは、金融機関のIT、データおよび営業担当エグゼクティブが一堂に会する、日本では唯一のイベントである。本年の会議アジェンダは以下の重要テーマを含み、ITおよびデータ管理を担当するエグゼクティブ、ソートリーダーをパネリストに迎え、日本の金融業界の未来を形づくる主要な技術の動向について議論した。
- 金融機関のCIOはいかにして技術革新を実践し、成長戦略を実現するか?
- 大手金融機関による人工知能(AI)や機械学習(ML)、非構造化データのユースケースは?
- 日本のポスト・トレード業務の変遷と将来の展望:市場構造、規制状況、ビジネスモデルの変化に適応するイニシアチブは?
- 金融機関のレガシー・モダナイゼーションの現状は?何故現代化に取り組むか?
- 日本の金融機関におけるマネーロンダリング防止/ テロ資金供与防止(AML/ CTF)のトレンドとは?
- 資産運用の未来:ウェアラブルテクノロジーや生体データの活用は?
- フィンテック・ブームを超えて、次世代テクノロジーの実装とイノベーションの実現に向けた取り組みは?
セレントは、3つのパネルディスカッションにおいてモデレーターを務めた。
クロージングパネル:フィンテック・ブームを超えて – 日本の金融業界における次世代テクノロジーの展望
パネリスト
- 大井 聡紀 氏|みずほ証券株式会社 デジタルイノベーション部長
- マイケル・ロス 氏|ブロードリッジ・ジャパン マネージング ディレクター 営業部長
- 山崎 英 氏|株式会社三井住友フィナンシャルグループ ITイノベーション推進部 オープンイノベーショングループ長
- 横山 隆介 氏|株式会社日本取引所グループ 常務執行役 CIO (IT企画担当)
今年のカンファレンスを締めくくるエマージング・テクノロジーパネルは、東京市場を代表する4人のフィンテック&ソートリーダーを迎え、日本の金融業界における次世代テクノロジーの動向、その可能性/ 取り組み/ 課題について議論した。
パネルトピックス
- 日本の金融機関における、フィンテックの取り組み状況は?
- AI/ マシンラーニング、RPA、DLT/ ブロックチェーンなどの新興テクノロジーに関する取り組み状況は?
- 今後3〜5年で、それらのテクノロジーがビジネスとオペレーションの向上に役立つと思われる分野は?
- 新技術の導入における課題と克服すべき障害は?
- フィンテック・ブームを超えて、テクノロジーとビジネスのイノベーションをドライブするものは?