レガシーシステムへの取り組み: スイス系保険会社のビジネスケース
2008/12/15
Abstract
保険会社がレガシーシステムの入れ替えを決定するにあたっては、グローバルな視点からビジネスケースを見直す必要があります。
セレントの最新レポート「レガシーシステムへの取り組み:スイス系保険会社のビジネスケース」は、スイスの保険会社Les Retraites Populairesが保険契約管理システムのリプレースを決断するに至った過程を紹介するとともに、同社が業務およびIT上の主な課題をいかに解決したかを検証しています。
「保険契約管理システムのリプレースプロジェクトを機に、ビジネスプロセスの基本やそれが組織のカルチャーに及ぼす影響を見直すことは重要です。Les Retraites Populairesは最新ツールの導入や優れた提携関係を通じて、長期的にみて費用効率の高い方法で自社のニーズを満たす最適なシステムの構築が可能なことを確信しています」とセレント保険プラクティスのシニアアナリストでレポート執筆者のニコラス・ミシェロッドは述べています。
本レポートではLes Retraites Populairesの意思決定を促した戦略的根拠を示すほか、システムの実装プロセスやシステムの主な特性を明らかにしています。具体的にはプロジェクトのロードマップ、実装方法、システム機能のアーキテクチャやテクノロジーなどです。また、製品定義の機能についても簡単に紹介しています。
本レポートではビジネスケースの管理、外部のパートナーとのアプリケーション構築、海外の開発拠点が果たす役割、開発パートナーに関するLes Retraites Populairesの長期的視野といった点に注目しています。
レポートは13図と5表を含む34ページで構成されています。