2016年 損害保険契約管理システムの導入動向と今後の展望:アジア太平洋編
2016/06/07
孔慶順
Abstract
損害保険契約管理システムの市場は、いまだ細分化された状態が続いています。2015年半ばから17年半ばにかけて、これらのシステムのアジア太平洋地域での販売は着実な拡大ペースが続くと予想されます。
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | アジア太平洋地域における損害保険契約管理システムの新規販売件数は? |
2 |
直近2年間で販売件数が伸びているベンダーは何社あるか? |
3 | アジア太平洋地域の損害保険契約管理システムの市場規模は? |
セレントは2016年初めに欧州・中東・アフリカ、中南米、アジア太平洋および北米の損害保険契約管理システム(PAS)のベンダーに関する最新動向を調査し、PAS市場に関する多くの情報・知識やここ数年の販売データを入手しました。
本レポートではアジア太平洋地域の損害保険向けPAS市場とシステム導入動向を明らかにし、この地域のPAS市場に参入しているベンダーの概要と市場シェア(推計ベース)を紹介しています。
「PASの販売件数はやや減少しました。市場での競争が激化している上、グローバルベンダーの参入により保険会社の選択肢が増えたことが導入のタイミングに影響を及ぼしています」とアジア金融サービスプラクティスのアナリストでレポートを執筆した孔慶順は述べています。
本レポートに掲載したデータは既刊レポート「2015年 アジア太平洋の保険契約管理システム:ABCDベンダービュー(損保編)」のための調査で収集したもので、これらの分野のPASを手掛けるベンダー17社から提出されたRFIへの回答に基づいています。
本レポートは20p、9図を含みます。