2016年 生命保険ポータルソリューションベンダー動向:グローバル編
2016/12/20
Abstract
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | ポータルとは何か? |
2 |
保険会社がソリューションを評価する際にはどのような特性・機能に注目すべきか? |
3 | ポータルの新規導入を検討している保険会社はどのソリューションについて評価すべきか? |
エージェント向けポータルは、エージェントと保険会社とのエンゲージング・ポイントです。その多くは、エージェントが新規案件や保有契約のサービスを簡単に認識し、査定できる機能を備えています。またワークフロー、文書管理、連携機能も装備されています。保険会社がポータルを評価する際には、ポータル特有の機能、設定可能性、技術的な能力、顧客からの照会内容などに注目すべきでしょう。本レポートでは、9つのベンダーソリューションの特徴を明らかにしています。
「現在多くのポータルは、バックオフィスのアプリケーションへのゲートウェイとして保険対象範囲の確認、基本的な変更の実施、検索などの目的で利用されています。保険会社は、ポータルにツールやガイドを組み入れるなど、エージェントの定着率を向上させる方法を模索し、モバイル性を強化して、単なるプロセスの効率化だけでなく、より高い価値を提供しようとしています」と保険プラクティスのリサーチディレクターのカーリン・カーナハンは述べています。
「セレントが調査した多くの地域では、ポータルがフレームワークやツールとして利用される傾向が強く残っています。一方で、自社開発アプローチの代替策となり得る、独立型ソリューションが数多く登場しています」とシニア・バイス・プレジデントのジェイミー・マクレガーは話しています。