アジアにおけるカード管理システム:市場動向とベンダー
2014/04/04
孔慶順 フア・ジャン
Abstract
「アジアにおけるカードシステム:市場動向とベンダー」では、アジア9市場におけるカード業界の動向、カードシステム関連IT投資額の予測、また、カード管理システムベンダー13社の概略、製品の特長、機能およびテクノロジーについて解説します。
アジア9か国のカード管理システムへのIT投資額は、2012年の22億米ドルから2015年は27億米ドルへ、年平均6.7%の成長をセレントは予測します。
調査対象国: オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ
調査対象ベンダー: グローバル規模9社、地域規模4社
「主なIT動向としては、プリペイドカードシステムの構築、モバイルカード市場のサポート、およびオープンプラットフォームへの移行が挙げられ、ベンダー各社はこうした動向を把握する必要があります」とアジア金融サービスグループのアナリスト、 フア・ジャンは述べています。
「アジア太平洋諸国において、法規制は重要なポイントとなります。アジアのカード市場に参入するベンダーは、各国特有の環境を考慮する必要があります」とアジア金融サービスグループのアナリスト、孔慶順は付け加えています。
本レポートは、アジアの銀行を対象に行った、カード市場とテクノロジー動向に関する調査に基づいており、本分野への事業拡大を検討している金融機関およびベンダーへの提言で締めくくっています。