クラウドベースのガバナンス、リスク管理、コンプライアンス対応ソリューション
2017/10/24
ガバナンス/リスク管理/コンプライアンス(GRC)のレベルアップに向けて
Key research questions
- 金融機関のGRC業務における課題とは?
- クラウドがGRC業務にもたらすメリットとは?
- クラウドベースのGRCテクノロジー導入に向けて、金融機関が考慮すべき点とは?
Abstract
クラウドの効率性や拡張性、柔軟性は、AIやオープンAPIなどの最新テクノロジーを用いた革新的なモデルの土台となって、ガバナンス/リスク管理/コンプライアンス(GRC)のレベルアップへと導きます。
Amazon Web Servicesのスポンサーのもと、セレントは、金融業界におけるクラウドベースのガバナンス/リスク管理/コンプライアンス(GRC)ソリューションの可能性について調査しました。
金融機関は、レガシーシステムや旧態依然のままのプロセス、縦割りの組織構造など、根深い問題をいくつも抱えており、それらはGRC業務における正確性や効率性、コスト削減を阻む要因となっています。GRC業務や関連ソリューションをクラウドに移行すれば、全社レベルでのリアルタイムデータ分析や、構造化・非構造化データの有効活用、GRCソリューションとインターフェースの効率的なオンデマンド利用が可能となるほか、コスト効率の高いハイパフォーマンスな戦略的システムインフラによって、総合的で効率的なGRCに近づけます。
本レポートでは、今日のGRC業務が抱える課題を特定し、最先端テクノロジーを用いた解決方法を検証します。また、GRC業務を分野別に解説し、それぞれの関連テクノロジーを紹介するほか、クラウドベースの不正防止やAML/KYC、リスク管理アプローチを検証します。