ボードルーム・シリーズ:Web2.0の戦略的価値をとらえる方法
2009/10/06
Abstract
毎月発行のセレントのボードルーム・シリーズは、保険会社が直面している課題について調査し、取締役会による「難しい質問」への対応に備える経営幹部をサポートします。各質問につき、隠された問題点についてセレントの見解を述べ、保険会社の効率的な対応策を具体的に示します。
本シリーズの第3回目は「Web2.0の戦略的価値をとらえる方法」です。Web 2.0テクノロジーは どの企業も避けては通れない問題です。保険会社にも逃げ道はありません。Web2.0に関する命題の中で、セレントは以下の2つが最も重要だと考えます:①Web2.0は保険業界の価値連鎖にどのような影響を与えるか?②Web2.0は保険ビジネスにどのような価値をもたらすか?
「使い勝手を向上する、価値の高いテクノロジーとして、保険会社はWeb2.0に注目してきました。しかし、使い勝手の向上は、対内的にはプロセスを改善すること、また対外的にはオンライン保険販売プラットフォームを拡充する事によって達成できるものです」と、セレント保険グループのシニアアナリストで本レポートの著者であるニコラス・ミシェロッドは述べています。
ボードルーム・シリーズは、現在注目されている問題について経営幹部レベル向けのサマリー形式になっています。