北米のウェルスマネジメントテクノロジーベンダー:フロント・トゥ・バックオフィス・プラットフォーム評価分析
2017/10/20
Key research questions
- 北米ウェルスマネジメント市場における、フロント、ミドル、バックオフィス業務の総合管理プラットフォームの有力ベンダーは?
- 有力ベンダー間の主な差別化要因とは?
- ベンダー業界の今後の見通しは?
Abstract
本レポートは、ウェルスマネジメント事業のフロント、ミドル、バックオフィス業務を総合的に管理するプラットフォームについて、セレントのABCDベンダー評価基準を用いて分析します。本レポートは、同様のテーマを扱ったシリーズの第2弾です。(第1弾フロントオフィス業務専門プラットフォームの分析はこちら)
規制の厳格化、政治情勢と市場をめぐる不透明感、コスト削減圧力、デジタルディスラプションとイノベーション、人口動態の変化などを背景に、ウェルスマネジメント業界は引き続き岐路に立っています。今日のウェルスマネジメント・プラットフォームは、バリューチェーン全体におけるプロセスの自動化や、業務コストの削減、リスク管理、データ保護、顧客セグメント分析などを、効率的かつ個々の目標に適したアプローチで実現できるようサポートしています。
本レポートは北米市場に焦点を当て、ウェルスマネジメント事業のフロント、ミドル、バックオフィス業務を総合的に管理するプラットフォームを、①テクノロジーの先進性、②機能の幅、③顧客基盤、④サービスの拡充度、の4つの側面から比較分析します。その上で、各ベンダープラットフォームをランク付けし、上記4つの側面において優れた調査結果を示したソリューションを表彰する「XCelentアワード」の受賞ベンダーを発表しています。