欧州における個人/中小企業向け決済の現状
2016/12/06
REPORT PREVIOUSLY PUBLISHED BY OLIVER WYMAN
Abstract
欧州の個人/中小企業向け決済をテーマとするオリバー・ワイマンの初めての旗艦レポートは、英国およびアイルランドから欧州大陸、北欧、バルト諸国に至る全28カ国の市場を取り上げます。
決済市場では過去に例のない変化が起きています。カード、口座間(A2A)、小切手、キャッシュ、個人間(P2P)および個人から企業(P2B)、企業間(B2B)、企業から個人(B2P)に至る主な決済手段について調査しました(送金、大口送金、銀行間送金、欧州圏外への海外送金を除く)。欧州28カ国の決済市場を構造と決済インフラの成熟度に基づいて、英国とアイルランド、中欧諸国、フランスおよびベネルクス3国、南欧、北欧、その他のEU諸国の6つグループに分類し、トレンドや収益プールの詳しい分析結果を紹介します。
欧州市場で様々な手段を使って決済される取引(あらゆるチャネルでのキャッシュ、および手数料なしの決済を含む)の総額は現在190兆ユーロに達し、収益プールは約380億ユーロと推定されます。欧州全体で決済件数が増加し、A2Aなど新しい決済手段の普及が見込まれることから、これらの決済市場は、その成熟度にかかわらず2020年にかけて年率約7%のペースで拡大を続けるとみられます。既存の決済手段の利益率がわずかに低下する一方で、A2Aのような新しい決済形式が既存の決済手段に代わる新たな収益源となるでしょう。
セレント顧客様は上のリンクから上記レポートをダウンロードできます。レポートに関する詳しい情報はオリバー・ワイマンのウェブサイトでご覧になれます。