金融機関とベンダーはポストCOVID-19への対応および将来への備えは万全であると考えている:I&I Day参加者の調査より
2020/04/30
Abstract
セレントは、4月16日に開催したライブイベント「イノベーション&インサイト・デイ」の参加者に「在宅勤務」に関するアンケートを行った。具体的には、①在宅勤務の有効性②新型コロナウイルスがもたらした課題③在宅勤務のために導入しているテクノロジー④パンデミックに伴うクラウドおよびSaaS(サービスとしてのソフトウェア)の計画変更について質問した。
その結果は正直なところ予想外の内容で、回答者(質問①の回答者は440人で、②~④は回答者がやや減少)の多くは、今回のパンデミックで生じた課題に対処できており、将来の備えも万全であるとしている。セレントの顧客は金融業界の中でもかなり時代を先取りした位置にいるのだろうか。あるいは金融機関とベンダーは全般に我々が考えている以上に十分な備えができているのだろうか。上記イベントの参加者は金融機関もプロバイダーも大手プレーヤーが多いため、回答者に占める中小プレーヤーの割合が比較的多い場合に比べて、準備体制のレベルが高くなっている可能性はある。
Table of contents
Key Takeaways | 1 |
Notable Differences Among Respondents | 5 |
-WFH Effectiveness | 5 |
-Covid Challenges | 5 |
-WFH Technologies | 6 |
-Cloud / SaaS Plans | 6 |
Appendix: Survey Questions and Detailed Results | 8 |
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