SaaSによるレガシー問題の解決:Legal & General Netherlands社のケーススタディ
2012/08/15
The Case of Legal & General Netherlands
Abstract
保険業界ではここにきてSaaSへの関心が高まり、基幹システムにSaaSモデルを採用することを検討している保険会社が増えつつあります。
セレントの最新レポート「SaaSによるレガシー問題の解決:Legal & General Netherlands社のケーススタディ」は、オランダの生命保険向け保険契約管理システム(PAS)ベンダーLeanApps社が提供するSaaSモデルを使って新たなPASを導入した同社の事例を詳しく紹介しています。
「SaaSを利用する場合もカスタマイズの問題は残り、自社開発からSaaSモデルに基づくパッケージ製品の採用へと切り替えたことで、同社の企業カルチャーは大きく変化しました」とセレント保険グループのシニアアナリストでレポート共同執筆者のニコラス・ミシェロッドは述べています。
「コアシステムにSaaSを利用することで、長期的なメリットがもたらされます。特に企業保険モデル、アプリケーションの運用管理、効率性の向上などで成果が上がっています」とシニアアナリストでレポート共同執筆者のジェイミー・マクレガーは述べています。
レポートでは、新規PASへの投資を検討すべき理由、また、Legal & General社がシステムの自社開発ではなく外部からの購入を選択した理由を明らかにしています。 また、LeanApps社が示したSaaSモデルの導入アプローチを検証し、Legal & General社の考えるSaaSの利点と懸念点、またコアシステムの導入プロジェクトを通じて得たSaaSに関する教訓を紹介しています。
本レポートは32ページ、1図と8表で構成されています。