2013年コーポレートペイメントのトップトレンド
2013 Edition
Abstract
本レポートでは、コーポレートペイメントの分野でセレントのアナリストが2012年を通じて注視し、2013年の業界動向を方向付けるとみられる重要テーマを取り上げます。
セレントの最新レポート「2013年コーポレートペイメントのトップトレンド」は、ペイメントのトレンドに関する年次レポートの第3回目で、コーポレートペイメントに焦点を当てています。姉妹編に「2013年リテールペイメントのトップトレンド」があります。
今回のレポートでは、2012年にセレントのアナリストが取り組んできたコーポレートペイメントに関するテーマのうち、2013年も新たな展開をみせると思われる10の重要テーマを取り上げています。それらは、世界の特定の国や金融機関が直面する最重要課題と必ずしも一致するとは限りませんが、全体としてみると、先進市場における重要テーマを正確に映し出しているといえるでしょう。いくつかのトレンドは、セレントが年間を通じて発行している他のレポートで既に詳しく取り上げられていますが、中には今回初めて取り上げたものもあります。
「トランザクションバンキングは、依然として銀行経営陣の関心を集めるテーマの1つであり、その中心に位置するのがペイメントです。2013年は単一ユーロ決済地域(SEPA)が始動するなど(多くの企業はまだ準備体制が整っていない)、規制の動きが引き続き注目されます。それと同時に、銀行は、顧客により重点を置いたプロジェクトにも多く取り組むとみられます。商品だけでなく、商品の販売方法にも及ぶでしょう。また、エンドユーザーへの接続性が一段と重要性を増しつつあります」と、セレント銀行グループのシニアアナリストでレポートを執筆したガレス・ロッジ は述べています。
本レポートは29p、5図と5表で構成されています。