北米損害保険の独立型保険料率設定システム:ABCDベンダービュー
2013/03/29
マイク・フィッツジェラルド
An ABCD Analysis of Vendor Solution in North America
Abstract
損害保険の保険料率設定(レーティング)システム市場では、選択の幅が広がっています。パッケージ型管理システムでも、レーティング機能を向上させ、独立型のレーティングシステムに見劣りしない機能を備えているものも出てきています。独立型パッケージの中には基本的なレーティングに必要な演算機能に引き続き焦点を当てたものがある一方、保険商品全般の管理に対応できるよう機能を拡充した製品も見られます。それに伴い、最適なソリューションを選ぶ作業はこれまで以上に複雑化しつつあります。
セレントの最新レポート「北米損害保険の独立型保険料率設定システム」は現在市場に投入されている査定システムの中から個人・企業向け保険や特化型商品に対応可能な15の製品を取り上げ、保険会社の視点から評価しています。このうち9つについては全ての機能・特性を紹介し、6つについては新たな機能・特性を取り上げています。セレントの評価ツール「ABCDベンダービュー」を使って、①テクノロジーの先進性②機能の幅③顧客基盤④顧客サービスの充実度―のカテゴリーごとに各ベンダーの市場における相対的ポジションを図表化しています。
「今回のレポートは、保険会社が査定や商品開発を行う際に生じる課題を解決する上で参考にしていただけるよう、市場の現状を詳しく分析し、様々なベンダーソリューションの選択肢を紹介しました」とセレント保険グループのシニアアナリストでレポートを執筆したマイク・フィッツジェラルドは述べています。
本レポートは112p、11図と140表で構成されています。