2022/12/11
xCelent Awards 2022:VendorMatchを活用した分析
Abstract
顧客エンゲージメントのデジタル化は、セレントが2019年に発表したベンダー比較から大きく進展している。コモディティ化が進む一方で、差別化の余地はまだ残されていると思われる。セレントは、デジタル化の水準を高めようと努力している地域金融機関向けに、リテールデジタルバンキングサービスを提供しているベンダーの徹底した分析を行った。
セレントは、金融機関がベンダーの状況をより的確に把握し、ベンダーを比較できるよう、3つの側面からベンダーを評価・表彰する「ABC手法」を開発した。その3つの側面とは、Advanced Technology (先進テクノロジー)、Breadth of Functionality (幅広い機能)、Customer Base and Support (顧客基盤とサポート)である。ABC手法は、重要な意思決定の場において比類のない比較分析を提供する。
セレントの比較分析に加え、各ベンダーのソリューション概要、先進テクノロジー指標、主要機能、顧客基盤とフィードバック、価格など、豊富なプロフィールを掲載している。
デジタルバンキング・プラットフォームは依然として開発が盛んで、ほとんどのベンダーが迅速または継続的なリリースサイクルを採用している。従って、ソリューションの機能を比較してから1年が経過している場合、その洞察は時代遅れになっている。本レポートによって、地域金融機関(総資産200億ドル未満の金融機関)向けのソリューションの現況を迅速に把握することができる。