南アフリカの保険業界とテクノロジー
2009/04/21
キャサリン・スタッグ・マーシー
Abstract
世界的な不況の影響が及ぶなか、南アフリカの大手保険会社の多くは、変革に向けた大型プロジェクトの推進とそれに必要なテクノロジーへの投資を続けています。
セレントの最新レポート「南アフリカの保険業界とテクノロジー」は同国保険市場の規模をめぐる最新情報を提供し、保険会社が抱える課題やテクノロジー上の優先順位についても明らかにしています。
南アフリカ市場の2008年の保険料収入は4,200億米ドル(約41兆円)で、世界全体の1%余りを占めるにすぎません。保険料収入の80%超は長期保険によるもので、短期保険はわずか47億米ドル(約4600億円)にとどまっています。
出典:セレント
「南アフリカの保険業界は変革期を迎え、中には大型投資を行って新生南アフリカにふさわしいビジネスモデルへの移行を図っているところもみられます。それを実現するため、保険会社の多くはレガシーシステムが抱える課題を克服し、業務上の最優先課題への対応に迫られています」とセレント保険プラクティスのシニアアナリストでレポートを執筆したキャサリン・スタッグ・マーシーは述べています。
レポートでは同国保険市場に特有な課題の検証を通じて保険会社のCIOが直面するレガシーシステムの問題点を明らかにし、その解決に向けた戦略を分析しています。
本レポートは6図と3表を含む20ページで構成されています。
注)ドルから日本円への換算レートは、2009年4月30日の仲値(三菱東京UFJ銀行公表による)を参照。