北米の保険会社向けITサービスベンダーの差別化戦略における課題
2010/09/20
Abstract
保険会社向けITサービスベンダーが他社との差別化を図ろうとする際、直面すると思われる5つの課題を明らかにしました。
セレントは最新レポート「北米ITサービスベンダーの差別化戦略が直面する課題」で、ITサービスベンダーとその北米顧客から入手したデータを分析しました。「2010年 保険会社向けITサービスベンダーソリューション:北米版」(2010年4月発行)にまとめたデータに基づき、その内容を詳しく分析したところ、競合相手の多いこの分野でベンダーが差別化を図っていく際に直面する困難な課題が明らかになりました。
データには、ベンダーの社員のスキルやサービス内容のほか、顧客がベンダーを選んだ理由や顧客満足度などが含まれています。セレントはまた、ITサービスベンダーが差別化を実現するためのアプローチについて提言しています。
「保険会社がコスト削減を進めるなか、保険業界向けITサービス市場は拡大傾向にあります。こうしたニーズの拡大に伴い、この市場に参入する企業は国際的な大手コンサルタント会社やソフトウェアベンダーからニッチプレーヤーまで広範に及んでいます。その結果、ベンダーの間では差別化を図る動きが生まれています。本レポートでは、ITサービスベンダーが競争力を高める上で有効な5つのアプローチを紹介しています」と、セレントのアナリストでレポートを執筆したカレン・モンクスは述べています。
このレポート5図を含む24ページで構成されています。