2013年 北米保険会社のCIO調査:プレッシャー、プライオリティおよびイノベーション
2013/04/25
チャック・ジョンストン
Abstract
セレントでは毎年保険会社のCIOを対象に、今後1年間のプレッシャー、プライオリティおよびプラクティスに関する調査を行っています。今年のレポートは2013年CIO調査の結果のほか、CIOが組織内でいかにイノベーションを実現しているかをテーマに取り上げています。
最新レポート「2013年 北米保険会社のCIO調査:プレッシャー、プライオリティおよびイノベーション」は、各社の保険料収入に占めるIT予算の割合、IT予算の前年比増減率、基幹システム置換に関する3つの戦略について説明しています。また、セレントのイノベーション・モデルを構成する①認知②分析③プロセス/意思決定/経験④結果―の4つの段階に対するCIOの取り組み方を紹介しています。
「ビジネスにイノベーションが不可欠であると考える保険会社は、革新的なプロジェクトを特定・導入するために最適な組織の構築に力を入れています。多くの保険会社では、IT主導のプロジェクトが進行しています。イノベーションを実現するのはテクノロジーであると考えられているためです」と、セレント保険グループのリサーチ・ディレクターでレポートの共同執筆者である チャック・ジョンストンは述べています。
「新規プロジェクトのテーマをみると、その半数以上は①保険契約管理②新規契約/引受け/査定③販売および外部向けポータル④保険金請求―の4つのカテゴリーに分類されます」と南北米地域の損害保険担当ディレクターでレポートを共同執筆したドナルド・ライトは指摘しています。
本レポートは20p、6図で構成されています。