2012年 中南米の保険契約管理システムのベンダー評価:生命/年金/医療保険
Abstract
中南米における保険契約管理システムのベンダー市場は、ここ数年で大きく変化しています。これまでは国内および地域のベンダーを中心に市場が形成されていましたが、ここにきて海外ベンダーの参入が進みつつあります。中南米で入手可能なソリューションの3分の2は、数年前までこの地域には投入されていなかった製品が占めています。
セレントの最新レポート「2012年 中南米の保険契約管理システムのベンダー評価:生命/年金/医療保険」は、中南米市場で入手可能な保険契約管理システムを取り上げています。本レポートは中南米、北米、欧州・中東・アフリカ、アジアの各地域の保険契約管理システム(PAS)に関する一連のレポートの1つとして発行されました。
「中南米では、市場の競争激化や販売チャネルの有効活用に対するニーズから、保険会社がコアシステムの入れ替えに踏み切るケースが多くみられます。保険契約システムが成熟し、保険市場の競争はさらに激しくなっていることから、今後数年間も引き続き多くの保険会社がコアシステムの見直しを行うとみられます」と、セレント保険グループのシニアアナリストでレポートを執筆したジョアン・マッツィーニは述べています。
レポートでは生命保険、医療保険、年金保険向けの15の契約管理システムを紹介しています。また、セレント独自のベンダー評価ツール「ABCDベンダービュー」にもとづいてXCelent Awardsの受賞者を選出しました。同ツールは①テクノロジーの先進性②機能の幅③顧客基盤④顧客サービスの充実度―の4つのカテゴリーごとに各ベンダーの市場における相対的ポジションを評価し、一覧図に示すものです。レポートではまた、最新の保険契約システムのコアプロセスを説明し、各ベンダーソリューションが提供する機能およびテクノロジーを紹介しています。
本レポートは111p、7図を55表で構成されています。