マネーロンダリング防止ソリューション:2018年トランザクション・モニタリングABCDベンダービュー
セレントは16の先進的AML (Anti-Money Laundering、マネーロンダリング防止)ソフトウェアソリューションを紹介している。
Key research questions
- AMLトランザクション・モニタリング・システムとは?
- 世界トップレベルのAMLトランザクション・モニタリング・システムのベンダーは?
- 2018年AMLトランザクション・モニタリングABCDアワード受賞システムは?
Abstract
AMLソフトウェアは進化し続けている。ソリューション・プロバイダーは、金融機関や規制当局によって生み出された新しい機能のニーズに対応している。多くのベンダーが、アラート調査およびケースマネジメント・レベルでの効率向上をサポートする機能を導入している。さらに重要なのは、AMLソフトウェア・プロバイダーが、機械学習、AI、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)のような次世代テクノロジーを活用した新しい機能を開発しているということである。
AMLソフトウェアは、資金振替や価値交換に携わる金融機関等におけるAMLコンプライアンスに欠かせないものである。セレントのAMLトランザクション・モニタリング・ソリューションのレビューにおいては、先進的AMLソフトウェア・ベンダーを取り上げ、ABCDベンダービューを使ってそれらのベンダーを評価し、そのうち4つのベンダーにXCelent Awards を授与している。
本レポートでは、AMLソフトウェア・ベンダーのトランザクション・モニタリング、ケースマネジメント、およびレポーティング機能を評価している。
本レポートで取り上げた16のベンダーは次の通り。3I Infotech, ACI Worldwide, Aquilan Technologies, BAE Systems, EastNets, Fair Isaac, FIS, Fiserv, Infrasoft Technologies, NICE Actimize, Oracle, SAS Institute, Tata Consultancy Services, Temenos, Verafin, およびWolters Kluwer。
セレントの同様のレポート「ウォッチリスト・スクリーニング・システム:2018年ABCDベンダービュー」では、ウォッチリスト・スクリーニングおよびオンボーディング/カスタマー・デューディリジェンス(CDD)の機能のほか、関連するケースマネジメントおよびレポーティングの機能も評価している。