2016年 生命保険契約管理システムの導入動向と今後の展望:中南米編
2016/10/04
Abstract
本レポートでは、中南米の損害保険市場における保険契約管理システムの導入状況とそのトレンドの概要を明らかにします。
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | 中南米における生命・年金・医療保険契約管理システムの新規販売件数は? |
2 |
直近2年間で販売件数が伸びているベンダーは何社あるか? |
3 | 中南米の生命・年金・医療保険契約管理システムの市場規模は? |
ここ2年間、生命保険会社の間では、団体保険や任意保険といった新たな商品分野で保険契約管理システムを新規購入する動きが続いており、最新システムの販売拡大の勢いは衰えていません。
「中南米では2015年半ばから17年半ばにかけて、生命、年金および医療保険の契約管理システムの販売は安定したペースで拡大するでしょう。多くの保険会社は既にレガシーシステムの入れ替えを済ませていますが、そうでないケースもかなりの数に上っています。損害査定費の抑制、漏損(損害率の上昇につながる)の削減の重要性、保険金請求時の顧客経験の重視など、これまで新システム購入の決断を促してきたビジネスドライバーが引き続き影響力を持つでしょう」と保険プラクティスのアナリスト、ルイス・チパナは述べています。
またレポートでは、2016~17年に成約が見込まれる保険契約管理システムのドルベースの購入金額を予測しています。それらの数値は契約案件の数、初年度の平均ライセンス料、初年度にかかるその他の平均導入コスト(導入時に販売管理システムのベンダーまたはシステムインテグレータが提供するプロフェッショナルサービス)に基づいて推計しました。
本レポートは18p、10図で構成されています。