2014年 保険会社向けITサービスベンダーソリューション:北米版
2014/12/01
モハメッド・マハフーズ
Abstract
セレントは、アジア太平洋地域の保険会社向けITサービスベンダー26社の最新動向を分析し、本レポートにまとめました。
保険業界において、ITサービスベンダーはもはや必要不可欠な存在です。社内に専門性の高いITチームを抱えて自立したシステム運用を実現している保険会社でも、ITベンダーと連携した経験を有しています。ITサービスベンダーの規模、提供サービス、専門分野は多岐にわたるため、包括的な保険会社向けITサービスベンダーガイドを作成するのは容易ではありません。
そこで、セレントは保険会社向けITサービスベンダー全てを網羅するものではありませんが、保険会社が現在利用可能な幅広いベンダーやソリューション機能 を取り上げたガイドを作成しました。このレポートのシリーズとして、アジア太平洋地域版、中南米版、EMEA版があります。
レポートでは以下のベンダーを取り上げています。
- Accenture
- Andesa Services
- Atos Origin
- CastleBay Consulting Corporation
- CGI
- Cognizant
- CSC
- Dell
- EXL Services
- Genpact
- HCL Technologies
- IBM
- iGate
- Indra Sistemas
- Infosys
- L&T Infotech
- MajescoMastek
- Mindtree
- NIIT
- Se2
- Syntel
- Tata Consultancy services
- ValueMomentum
- Virtusa
- West Monroe Partners
- Wipro
- Zensar
「テクノロジー関連ビジネスは、その経験と顧客ベースの深さを理由に、大規模コンサルティング会社やグローバル規模のサービスプロバイダーに流れる傾向があります。しかし、本レポートで紹介するように、多くの小規模、またニッチなサービスベンダーはそれぞれに違った強みを持っており、様々な形でのサービス利用が可能です」とセレント保険グループのシニアアナリストでレポートを共同執筆したカレン・モンクスは述べています。
「ITスタッフの外注やコスト削減だけにとどまらない関係をITベンダーとの間に構築することができれば成功でしょう。長期間にわたる、政略的な取り組みにおいて、ベンダーの新しい得意分野を活用し、専門知識をビジネスに生かすことが、真のパートナーシップと言えます」と保険グループのシニア・アナリスト、ニコラス・ミシェロッドは述べています。