証券決済革命:市場参加者の動向とモジュール化の提言【日本語】
2017/09/05
本稿は、「証券決済革命」シリーズの第4弾です。
Key research questions
- 日本の証券決済革命への取り組みは、何処にあるか?
- 市場参加者の対応状況は、今何処にあり、そこでの課題は何か?
- 市場参加者は、どのようにして証券決済の現代化を進めるべきか?
Abstract
セレントは、2018年からの「国債の決済期間短縮(T+1)」、2019年からの「株式等の決済期間短縮(T+2)」、その前後での取引所、清算機関の新制度導入、システム更改への対応状況を把握するため、日本の金融機関を対象に、オンラ インサーベイと個別インタビューを実施しました。
本レポートは上記調査の結果に基づき、市場参加者がこの大きな変化にどのように対応しているか、その現状を明らかにし、証券決済革命への対処策を提言します。