ブランチオートメーション・ベンダー:中小規模銀行向けソリューション比較
Abstract
ブランチオートメーションへの投資はセルフサービス・チャネルへと移行しており、取引効率の向上のためというよりも販売やサービス向上への探究心が原動力になっています。
つい最近まで、銀行支店は最も重要な消費者サービスおよび販売チャネルであり、その支店を運営し、予算を割くことは最優先課題でした。しかし、それはもう過去の話です。支店網は重要なサービス提供チャネルのひとつであり続けますが、そのビジネスモデルへのプレッシャーは大きくなるでしょう。
セレントの最新レポート「ブランチオートメーション・ベンダー:中小規模銀行向けソリューション比較」では米国におけるブランチオートメーション市場のトレンドについてまとめ、中小規模銀行向けのブランチオートメーション・ベンダーについて比較分析しています。
「チェックトランケーションにおける窓口での画像処理を可能にするための予算は計画されているものの、米大手銀での窓口システム刷新はなかなか進んでいません。一方、プラットフォームサイドは積極的にこれに取り組んでおり、今後の客足減少に伴う支店における取引減少を認識し、販売およびサービスを効率化できるよう多くのCRM戦略が立てられています」と、セレント・バンキンググループのシニアアナリストで本レポートの著者であるボブ・ミーラは述べています。
セレントはABCDベンダービュー(①テクノロジーの先進性と柔軟性②機能の幅③顧客基盤④顧客サービスの充実度)を用いて7つのベンダーから17製品を取り上げ分析しました。本レポートには以下のベンダーが含まれています:Atris Technology, Inc.、Fiserv、Harland Financial Solutions、Jack Henry & Associates、Metavante、Open Solutions、S1
本レポートはブランチオートメーション・ソリューションのトレンド、選定の際考慮すべき点から始まります。また、製品の機能だけでなく、その環境を理解するため、ベンダーを分類し分析しました。最後に、ブランチオートメーションの将来を予測しています。
大手銀行向けソリューションについては、2009年8月に発行されたシリーズ前編の「ブランチオートメーション・ベンダー:大手銀行向けソリューション比較」でご覧になれます。
本レポートは29図および45表を含む88ページで構成されています。