北米の保険販売管理システム:代理店サービスの向上で図る拡大戦略
2012/06/01
マイク・フィッツジェラルド
Growth Through Superior Producer Service
Abstract
収益性と持続可能性を伴う成長。景気の減速が続くなか、保険会社はどうすれば有意義な業務拡大を実現できるでしょうか。セレントは、効率的な代理店の管理が潜在的な競争力の向上につながるとみています。
セレントの最新レポート「北米の保険販売管理システム:代理店サービスの向上で図る拡大戦略」はこの率直な疑問に対する答えを示すと同時に、保険販売市場に参入しているベンダーの概要を明らかにしています。レポートでは詳細なデータの分析結果と主要ベンダーへの取材内容をまとめた比較データを提示しており、販売管理システムのベンダー選定プロセスの簡略化、また参考にしていただければ幸いです。
「代理店管理のライフサイクルの特徴は、様々な業務活動と多くの引き継ぎ作業から構成されていることです。これらの協調性と一貫性を強化する販売ソリューションを導入することで、エージェントのサービス向上、コスト削減、新規契約の獲得につながるとみられます」と、セレントのシニアアナリストでレポートを執筆したマイク・フィッツジェラルドは述べています。
セレントは独自の評価ツール「ABCDベンダービュー」を使ってベンダー10社を分析し、①テクノロジーの先進性と柔軟性②機能の幅③顧客基盤④顧客サービスとソリューションの充実度―の4つのカテゴリーにおける各ベンダーの相対的な市場ポジションを図表化しました。また、最善の組み合わせ、および最新のソリューションについてはより詳しい情報を提供しています。本レポートで取り上げたベンダーはCSC、CSSI、Infosys/McCamish、MajescoMastek、Outline Systems、SAP、StoneRiver、Synygy、Trilogy、Varicentの10社です。