SOCIETE GENERALE:キャピタルマーケッツにおける通信監視の自動化
2023/04/03
モデルリスクマネジャーアワード2023 Regtech事業化部門 受賞企業
Abstract
キャピタルマーケッツ取引で使用される通信チャネルが急増しデジタル化が進むにつれ、Societe Generaleは取引監視のアプローチを近代化する必要性を認識した。自社のニーズを満たす市販のソフトウェアを見つけられなかったため、最善のテクノロジーを使用して自社でそのようなソリューションを構築することを決定した。それらのソリューションには、トレーダーの高度に専門化した言語を理解するためのモデルで訓練された自然言語処理などが含まれ、電子メール、テキストメッセージ、文書だけでなく、音声通信にも適用された。このシステムは、不正利用の可能性があると判断した場合、自動的にコンプライアンスの警報を出す。
Societe Generalのソリューションは、26言語、約30のコミュニケーションチャネル、16カ国で展開している。このプロジェクトは、しばしばオープンソースの新しいテクノロジーを使用している点と、その規模の点で優れている。