2015年 北米保険販売管理システムの導入動向と今後の展望
2015/09/08
2015 North American Market
Abstract
北米では、2014年半ばから16年半ばにかけても保険販売管理システムの販売件数が安定して増加するとみられます。
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | ベンダーが発表している保険販売管理システムの新規成約件数はどの程度か? |
2 |
直近の2年間に成約件数が増加したベンダーは何社あるか? |
3 | 保険販売管理システムの推計市場規模は? |
本レポートは、保険管理販売システムを手掛けるベンダー13社(14のシステム)が発表した過去2年間の販売データをもとに同システムの新規導入動向を分析しています。また、2014年半ばから16年半ばまでの新規成約件数と同システムの市場規模を推計しています。これは、主に保険会社向けにこうしたシステムを販売している全てのベンダーを含む推計値で、セレントが過去に実施した調査に参加したベンダーのみを対象にしたものではありません。
セレントのRFIに対するベンダーの回答をみると、保険販売管理システムの新規導入件数の多くは中小の保険会社によるものです。
「多くの保険会社は、販売業務の改善を通じて業績の拡大を目指しています。販売管理システムを導入することで、コンプライアンス面の管理が向上し、ターゲット別の報酬管理ツール/手法を使って販売活動を効果的に促進できるようになります」とセレント保険プラクティスのリサーチディレクターでレポートを執筆したカーリン・カーナハンは述べています。
またレポートでは、2014~16年の販売管理システムの成約額についても保険会社の規模別に予想しています。これは成約件数、初年度のライセンス料の平均額、初年度のその他の導入コストの平均額(販売管理システムベンダーまたはシステムインテグレーターによる導入時のサービス)に基づいて推計されています。
本レポートには8図が掲載されています。