2011年 米国保険会社のCIO調査:プレッシャー、プライオリティー、プラクティス
2011/02/18
クレイグ・ウェバー
Abstract
米保険会社のCIOを対象に行った年次調査の結果をまとめました。今回の調査では、CIOは自社にとって「ニューノーマル」と呼ぶべきIT環境があると感じているものの、業務拡大を重視する姿勢は変わらないことが明らかになりました。
セレントの最新レポート「2011年米国保険会社のCIO調査:プレッシャー、プライオリティーとプラクティス」は、損害保険および生命保険会社のCIO調査で明らかになった業務上の課題とIT投資の優先分野について取り上げています。主な内容は、新プロジェクトに対するリソースの配分状況、IT予算の前年比増減幅、今後3年間のテクノロジープラットフォームの進化の見通しなどです。
出典:セレント
「IT予算全体は前年比で小幅ながら増加し、昨年に比べて状況は改善しています。CIOは引き続き予算の執行と優先順位の調整に注力しています」とセレント保険プラクティスのシニアバイスプレジデントでレポートを共同執筆したクレイグ・ウェーバーは述べています。
「複数年にわたる基幹システムの導入プロジェクトはもっともコストがかかるものですが、分析プロジェクトも重視されてきています」とシニアアナリストで共同執筆者のドナルド・ライトは述べています。
このレポートは27図3表を含む46ページで構成されています。