2006年ウェルスマネジメント・テクノロジーベンダーの位置づけ:ファイナンシャル・プランニング
Abstract
ファイナンシャル・プランニング・ソリューションのトップベンダー10社の製品評価。
セレントは最新レポート「2006年 ウェルスマネジメント・テクノロジーベンダーの位置づけ:ファイナンシャル・プランニング」で、北米の代表的なファイナンシャル・プランニング・ソリューションについて調査しています。対象としたベンダーは、AdviceAmerica、CGI、EISI、eMoneyAdvisor、Financeware、Financial Profiles、Impact Technologies、PIE Technologies、RiskMetrics、SunGardの10社です。
「北米のファイナンシャル・プランニング市場は発展を続けています。今後は、ベンダー再編、新規参入、製品種類の拡大などがさらに進むでしょう」と、レポートの執筆者であるイザベラ・フォンセカは述べています。「従来、ファイナンシャル・プランニング分野に特化してきたベンダーは、投資関連のソリューションを中心に手がけてきたベンダーからの激しい攻勢を受けるでしょう。後者は、ファイナンシャル・プランニング・ソリューションとの提携や、既存の製品ラインの拡充などを進めています。」
本レポートでは、北米のウェルスマネジメント・ベンダー市場の概要を示すとともに、各ソリューションの特性と機能、長所と弱点、顧客数、財務力、実装オプション、価格体系、運用・保守およびサポート体制について、評価しています。また、セレントのABCDベンダービューを用いて各ベンダーの位置づけも示しています。
SECの新しい規制(改正投資顧問法)202条(a)は、ブローカー・ディーラーが「投資顧問業者」としてみなされない条件を細かく規定しており、これがベンダーや金融機関に影響を及ぼしています。同規定は、株式委託売買に関するサービスを除く投資顧問サービス業務に従事する業者には、登録を求めています。このため、投資顧問サービスの提供をしようとする業者は、特定なベンダーに依存せずに、最適ツールを組み合わせて活用する必要に迫られるでしょう。
本レポートは16図と28表を含む全74ページで構成されています。