セレントモデルバンク2017: APIバンキング:Yes Bank
2017/04/03
Abstract
セレントモデルバンクアワード:決済商品部門受賞:
APIバンキング:Yes Bank
Yes Bankは2017年セレントモデルバンクワード「決済商品」部門を受賞しました。 同行の「APIバンキング」はERPシステムのユニークな統合事例で、顧客のERPシステムを同行のシステムと統合し、顧客がAPIを使って自社のERPシステムからバンキングの取引を行えるというものです。同行はインドの銀行としては最大のAPIユーザーです。
APIバンキングの導入は新規顧客の獲得に加え、既存顧客との関係強化にもつながっています。導入後の最初の1年間で新たにAPIバンキング(支払および集金)の顧客となった企業は62に上り、取引総額は5,000クローレ・ルピー(7億5,000万ドル)を超えました。
APIバンキングを導入したことで、顧客はターンアラウンドタイム(TAT)を一日単位から一時間単位に短縮し、 取引の自動照合によって業務が効率化し、多くのプロセスを変革することができました。
「Yes Bankは設立後10年で国内第5位の規模を持つプライベートバンクになるなど目覚ましい成果を上げ、 テクノロジーこそが自分たちの差別化要因であると確信しています。企業が決済だけでなく照合も行えるようにする取り組みは、同行が顧客の視点に立って決済を捉えていることを示しています」と銀行プラクティスのシニア・アナリスト、ガレス・ロッジは述べています。