保険会社によるソーシャル・ネットワークの活用方法
Abstract
ソーシャル・ネットワークやソーシャル・メディアの登場で、世界的に顧客と企業の関わり方が変化しています。ソーシャル・ネットワークを営業活動の中心に位置付けている企業もみられますが、この方法は定着するのでしょうか。
セレントは最新レポート「保険会社によるソーシャル・ネットワークの活用方法」で保険会社によるソーシャル・ネットワ―クの利用状況を調査し、今後保険業界に革新をもたらすとみられるソーシャル・ネットワークの幅広いトレンドについて 取り上げています。保険会社の多くは既にソーシャル・ネットワークに関する事前調査を開始しており、ベストプラクティスを特定する段階にきています。米国の保険会社ではソーシャル・ネットワークの導入が比較的進んでいるのに対し、英国では顧客とのやり取りにソーシャル・ネットワークを利用しているケースは稀で、ようやく採用が始まった段階です。
出典:セレント
「今年3月の調査によると、米国内で最もアクセス数の多かったウェブサイトはFacebookで、初めてGoogleを上回ったことが明らかになりました。この結果は、ソーシャル・ネットワーク時代の到来を告げるものといえるでしょう」と、セレント保険グループのシニアアナリストでレポートの共同執筆者であるキャサリン・スタッグ・マーシーは述べています。
「英国企業や総合金融サービス業者の中にもソーシャル・メディアの導入によって飛躍的な成功を収めた保険関連企業があり、それらの例も参考になるでしょう」とアナリストで共同執筆者のクレイグ・ビーティーは付け加えています。
本レポートではソーシャル・ネットワークの概要と企業による利用状況、ソーシャル・ネットワークをめぐる現在のトレンド、影響および今後の展望について考察しています。また、ソーシャル・ネットワークの利用が保険会社と顧客の双方にもたらす機会とリスクについても検証しています。レポートの最終項では、保険会社がソーシャル・ネットワークやソーシャル・メディアを採用する際のガイドラインを掲載しています。
このレポートは7図と3表を含む38ページで構成されています。