最悪のデモを行う方法:実体験に基づく10のワーストプラクティス【全訳版】
Abstract
(このレポートは2012年11月28日に""How to give a really bad demo:Ten Worst Practices Based on Actual Experience "というタイトルで英文で発表されましたが、和訳版を2013年3月12日に発行しました。)
クオリティの低いデモを行うことは、ベンダーの利益を損なうものであり、潜在顧客の利益をも害することにつながります。そこで今回のレポートでは、一般に言われている「優れたデモを行うための10のベストプラクティス」を敢えて逆手にとるアプローチを選びました。
最新レポート「最悪のデモを行う方法:実体験に基づく10のワーストプラクティス」は、ベンダーとベンダーからソリューションを購入したい保険会社の双方がより有益で効果的なデモ体験を得られるよう、ユーモアと皮肉を交えた視点でアイディアを提案しています。
「ベンダーは、自社のソフトウェア製品の潜在顧客に対してクオリティの低いデモを行うつもりなどないはずです。それでも、ベンダー選定を行う保険会社の担当者やアナリストが初めから最後まで最悪のデモ体験をさせられるケースは少なくありません。そこまでいかなくても、かなり出来の良いデモでさえ、途中で関心が削がれてしまうことがあります。どうしてそうなるのかは、不可解かつ厄介な問題です」とセレント保険グループのリサーチディレクターでレポートを執筆したドナルド・ライトは述べています。
レポート(全17ページ)では、実体験に基づいて選んだ10の「ワーストプラクティス」を紹介しています。例えばー「保険会社を理解しようとするな」「ビジネス価値など求めるな」等。このレポートがベンダーや保険会社の笑いを誘い、デモを有効に機能させるための参考になれば幸いです。