2014年 保険会社向けITサービスベンダーソリューション:アジア太平洋地域版
2014/11/18
ウェンリ・ユアン モハメッド・マハフーズ
Abstract
セレントは、アジア太平洋地域の保険会社向けITサービスベンダー24社の最新動向を分析し、本レポートにまとめました。
保険業界において、ITサービスベンダーはもはや必要不可欠な存在です。社内に専門性の高いITチームを抱えて自立したシステム運用を実現している保険会社でも、ITベンダーと連携した経験を有しています。ITサービスベンダーの規模、提供サービス、専門分野は多岐にわたるため、包括的な保険会社向けITサービスベンダーガイドを作成するのは容易ではありません。
そこで、セレントは保険会社向けITサービスベンダー全てを網羅するものではありませんが、保険会社が現在利用可能な幅広いベンダーやソリューション機能を取り上げたガイドを作成しました。このレポートのシリーズとして、北米版、中南米版、EMEA版があります。
以下のベンダーを取り上げています:
- Accenture
- ATOS
- Cognizant
- CSC
- Genpact
- HCL
- Ibexi Solutions
- IBM
- IGATE
- Indra Sistemas
- Infosys
- Mastek Ltd.
- Mindtree
- NIIT
- Sinosoft
- Syntel
- ValueMomentum
- Wipro
- Zensar
“アジア太平洋地域のテクノロジー関連ビジネスは、その経験と顧客ベースの深さを理由に、大規模コンサルティング会社やグローバル規模のサービスプロバイダーに流れる傾向があります。また最近では、買収や合併による知的財産の拡充を通して、保険基幹システム関連サービスの多様化をめざすITベンダーも出現しています」とセレント保険グループのシニアアナリストでレポートを共同執筆したニコラス・ミシェロッドは述べています。
「アジア太平洋地域においてもサービスプロバイダーの存在感は拡大してきおり、保険会社にとっては成熟した市場と言え、多くの選択肢から経験あるプロバイダーを見つけることができるでしょう」とアジア金融サービスの保険プラクティスのシニア・アナリスト、ウェンリ・ユアンは述べています。