貴行のID管理はどの程度進んでいますか?
2022/09/12
銀行の自己評価の結果とセレントの顧客ID・認証管理成熟度モデルの比較
Abstract
世界の銀行における顧客ID管理の成熟度は各社で異なっている。金融機関のID管理と認証のための具体的な戦略とアプローチは、個々の金融機関の状況、規制要件、市場全体の状況、顧客の習慣と嗜好に基づいて形成されている。
そこで、セレントは、銀行が自らの取り組みを金融業界のベストプラクティスと比較して評価するために使用できるツールを開発したいと考えた。まず、5つの項目を3つの成熟度レベルで評価する顧客ID・認証管理 (CIAM) 成熟度モデルを開発し (下図を参照)、その後この成熟度モデルをオンラインアンケートとスコアリング手法に変換し、銀行向けのオンライン自己評価ツールを開発した。この自己評価ツールは2022年末まで金融機関向けに公開されており、こちらのリンクから利用可能である。