キャッシュ・マネジメント・ ソリューションで高いROIを実現
2004/06/02
Abstract
セレントの最近の調査によると、銀行がブラウザベースのキャッシュ・マネジメント・ソリューションの導入を進める最大の理由は、手数料ベース収入の拡大にあることがわかりました。
セレントの最新レポート「キャッシュ・マネジメント・ソリューションで高いROIを実現」は、この分野の銀行による様々な導入戦略や導入によって期待される効果について検証しています。レポートの大部分は、ソリューション導入によるベストプラクティスとしてフェデラル・ホームローンバンク・オブ・ニューヨークとマーカンタイル・バンクに焦点を当てています。
「ブラウザベースのキャッシュ・マネジメント・ソリューションは、優れたバリュー・プロポジション(価値の提案)を提供します。最適なベンダーソリューションを選択し、適切な戦略を打ち出すことができれば、銀行は多大な導入効果を得ることができるのです」と、セレント銀行チームのアナリストであるクリスティン・ベリーは述べています。
フェデラル・ホームローンバンク・オブ・ニューヨークの例は、昨今のカスタマイズが容易で柔軟なソリューションが、従来は対応が難しかった専業銀行のニーズにさえも応じられるようになっていることを示しています。一方、小規模コミュニティバンクであるマーカンタイル・バンクは、ソリューションの導入によってシステム活用と顧客サービスの強化を徹底した結果、多くの大手地方銀行に肩を並べるほどの競争力を確保しています。同行はわずか2年間で、業界平均を上回るオンライン採用率、手数料収入の増加、100%の投資収益の達成に成功しているのです。