セレントモデルバンク2017:APIの活用:CBW銀行
Abstract
セレントモデルバンクアワード:プラットフォームとしてのバンキング部門受賞:
APIの活用:CBW銀行
2017年セレントモデルバンクの「プラットフォームとしてのバンキング」部門はCBW銀行が受賞しました。同行が開発・導入したAPI対応のデジタルバンキング・プラットフォームは、複数のチャネルでコンテキスト/コンディションベースの決済をリアルタイムで執行する機能を備え、APIストアを通じて第三者にもこれらの機能を提供しています。
同行は複数のチャネルでコンテキスト/コンディションベースの決済をリアルタイムで執行できるAPI対応のデジタルバンキング・プラットフォームを開発・導入し、決済とデジタルバンキングに対するアプローチを現代化しました。
同行は500を超える現代型APIを活用して自行のデジタルバンキング・プラットフォームにいくつもの接続ポイントを組み入れており、ユーザーは複数の決済ネットワークやチャネルにアクセスできます。これにより、システムの違いにかかわらず、複数の金融機関、プログラム、商品の組み合わせで、口座間の相互運用が可能になります。その結果、幅広いビジネス部門にメリットをもたらしました。
さらに、CBWは米銀として初めて自らのAPIを公開しました。自行のAPIへのアクセスを認めることで、Fintech企業やその他のイノベーティブな金融サービス企業が規制を遵守しつつ、法人/個人向けの様々なバンキング商品を迅速に開発し、認可を取得できるようになっています。
「現状では多くの銀行がようやくAPIに注目し始めたばかりですが、これらが利用されているというだけでなく、大手銀行がAPIを活用した独自のプロジェクトを立ち上げていることは心強い限りです。」
「CBW銀行は最新テクノロジーを採用し、伝統的な銀行とは一線を画した考え方に基づいて次々に興味深い取り組みを打ち出しています。その一方で、依然として銀行としての規制に縛られてもいます」と銀行プラクティスのシニア・アナリストであるガレス・ロッジは述べています。