セレントモデルバンク2017:CitiコネクトAPI:Citi Bank
Abstract
セレントモデルバンクアワード:オープンバンキング部門受賞:
CitiコネクトAPI:Citi Bank
2017年セレントモデルバンクアワードの「オープンバンキング」部門はシティバンクが受賞しました。現在、トランザクションバンキング・サービスと法人顧客向けに先進的なオープンAPIを採用している銀行はほとんどありませんが、シティバンクのプロジェクトは、ユニバーサルバンクとしては初めて、グローバルなトランザクションバンキング向けに統合されたAPIを発行したという点で傑出していました。
金融業界では10年以上前から、安全でアクセスが公開されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)が存在していました。ProgrammableWeb.comによると、ここ2年間で銀行とフィンテック企業が新たに公開した決済、財務およびバンキングに関するAPIは280近くに上ります。にもかかわらず、ハッカソンが表面的な顧客データを使って中途半端な銀行向けAPIを開発している少数の例を別にすると、伝統的な銀行は顧客や第三者が金融データにアクセスすることを可能にする外部向けオープンAPIには消極的でした。
しかし、最近では欧州および英国の規制当局が、銀行に開発者向けオープンAPIポータルを立ち上げ、第三者が銀行サービスにアクセスできるようにすることを促しています。新たなオープンバンキング用の開発者向けAPIポータルは、開発者が実際の業務環境の特性を再現できるテスト環境を提供し、サンドボックスの役割を果たしています。
CitiConnect APIによって、シティバンクのTreasury and Trade Solutions (TTS) 部門はトランザクションバンキングサービスを継続的に進化させ、ビジネスを変革し、シームレスな顧客経験が実現できました。また、CitiConnect APIによって顧客やパートナーは直接同行とつながり、そのデータおよびバンキングサービスにリアルタイムでアクセスできるようになっています。
「シティバンクのトランザクションバンキングにCitiConnect APIが加わったことで、オンデマンドのデータアクセスとホスト間の接続を組み合わせられるようになりました。進化する顧客ニーズに対応し、よりよいユーザー経験のために新たなテクノロジーソリューションを追及するという同行の姿勢を、CitiConnect APIは体現するものです」と、銀行プラクティスのシニア・アナリストであるパトリシア・ハインズは述べています。
CitiConnect APIソリューションの概要