ベンダー
English

取引所インフラ:テクノロジーによる新しいビジネス/経営モデルの強化

Create a vendor selection project
Click to express your interest in this report
Indication of coverage against your requirements
A subscription is required to activate this feature. Contact us for more info.
Celent have reviewed this profile and believe it to be accurate.
We are waiting for the vendor to publish their solution profile. Contact us or request the RFX.
Projects allow you to export Registered Vendor details and survey responses for analysis outside of Marsh CND. Please refer to the Marsh CND User Guide for detailed instructions.
Download Registered Vendor Survey responses as PDF
Contact vendor directly with specific questions (ie. pricing, capacity, etc)
2018/07/26

マーケットインフラ・プロバイダーの新しいビジネス/経営モデルのテクノロジーによる強化

Key research questions

  • マーケットインフラの変化を促している要因は?
  • マーケットインフラ・プロバイダーはどのようなテクノロジーを利用してビジネス戦略を支援しているか?
  • テクノロジー支出はどのように変化しているか?

Abstract

世界トップ20のマーケットインフラ・プロバイダーのインタビューにより、セレントは彼らのテクノロジーの状況、投資要因、変化への対応方法、およびテクノロジー/イノベーションに関する懸念を引き出すことができた。

キャピタルマーケッツにおけるマーケットインフラ(MI)プロバイダーは、急激な変化の真っただ中にある。規制および市場構造の変化によりMIプロバイダーの状況は劇的に変化しているが、顧客行動、ビジネスモデル、および競争力学を変えるMIプロバイダーの取組みは、テクノロジーの開発/変革によって可能となる。

大多数のMIプロバイダーは、主要テクノロジーの最新化/合理化のプロジェクトを実施することにより、出来高の増加に対応し、最新の規制に対応し、業務を最適化し、一貫した顧客エクスペリエンスを提供している。国際的な基準や慣例への適合が重視されているが、それは発展途上市場のMIプロバイダーにおいて特に顕著である。MIプロバイダーのIT予算のうち、10%から50%がレガシー・テクノロジーの変更/刷新に充てられる一方で、90%から50%はシステムの保守に充てられている。プロバイダーが大手であるほど、保守費用は既に償却されていることが多く、上記の割合は50%/50%に近づく傾向がある。

クラウド、AI、マシンラーニング(ML)、分散台帳テクノロジー(DLT, distributed ledger technology)のような新しいテクノロジーの導入への関心は高いが、それはそうしたテクノロジーが革新的ソリューションや新しいビジネスモデルの開発や、大幅な業務改善に役立つからである。調査したMIプロバイダーの95%で、新しいソリューションは、新しいテクノロジー(オープンアーキテクチャ、クラウド、アプリケーション・プログラミング・インターフェース等)を使って開発しているか、少なくとも将来的にそうした新しいテクノロジーを簡単に組み込むことができるという前提で開発している。