2012年 米国保険会社のCIO調査:プレッシャー、プライオリティ、そしてイノベーション
2012/03/16
クレイグ・ウェバー
Abstract
保険会社のCIOが2012年の優先課題を決めるにあたって、どのような要因が影響を及ぼすのでしょうか。CIOはどのような対策を講じているのでしょうか。また、イノベーションはどのような役割を担うのでしょうか。セレントがその答えを明らかにします。
セレントの最新レポート「2012年 米国保険会社のCIO調査:プレッシャー、プライオリティとイノベーション」は、北米の保険会社のCIOを対象に2012年の自社の業績見通し、ITプロジェクト、活用できるリソースについて調査した結果をまとめています。また、革新的な7つのプロジェクトを紹介し、CIOがいかにイノベーションを生かして課題の解決に取り組んでいるかを検証しています。
「IT上の優先課題としては、引き続き保険契約管理や保険金請求といったコアシステムの入れ替えなどが挙げられています。また、新規顧客の獲得や引受けなどの分野も新たな大型投資プロジェクトの対象となっています。調査対象のうち半数以上の保険会社は、現行の投資計画に占める比率は小さいものの、ソーシャルメディアやモバイルアプルケーションを中心とする複数の最新テクノロジーを何らかの形で導入しています」と、セレント保険グループのシニアアナリストでレポートを執筆したドナルド・ライトは述べています。