NWTZDのバンキング・プラットフォーム:次世代のバンキングツール
2023/12/06
Abstract
近年、銀行業務とバンキングテクノロジーは大きな変化を遂げている。ネオバンクやフィンテックによる新たなビジネスモデルと市場戦略によって、銀行は市場参入方法の見直しを余儀なくされている。また、オープンエコシステムに参入するか否かにかかわらず、新しいソリューションをより早く提供しなければならないという競争圧力にも直面している。
NetXDは、中核的なバンキング機能と決済機能を備えた大容量で拡張性の高いプラットフォームという野心的な目標の達成を可能にする、最新のテクノロジーアーキテクチャの定義に着手した。その結果完成したのがNetXD Banking Platformである。同社が目指したのは、従来の製品中心の視点でバンキングアプリケーションを捉えるのではなく、バンキング機能を一から構築することであった。このプラットフォームはクラウド上で自律的に動作し (不変の台帳技術を使用) 、リスクを高度に認識し、プログラムによる指示で安全に管理される一方で、例外が発生してアラートが表示された場合は必要に応じて手動で介入することもできる。これらの基本原則は、こうした中核的なバンキング機能と決済機能を備えた次世代の高可用性プラットフォームの基本的な構成要素である。本Solution Briefでは、セレントの顧客であるBFC Paymentsのケーススタディと、この最先端のテクノロジーを導入した同社がいかに迅速にメリットを享受したかについて紹介している。