2012年独立型ビリングシステムベンダー:北米損害保険市場
2012/01/18
マイク・フィッツジェラルド
Abstract
損害保険会社におけるバックオフィスの業務だったビリングの機能が、いまやフロントオフィスでの価値提案へと変化しつつあります。損保各社は、ビリングを必要不可欠な顧客サービス活動として、また顧客維持の手段として位置づけようと、そのためのスキルやテクノロジーに多大な投資を行っています。しかしベンダー側では、こうした新たな課題にどう応えているのでしょうか?
セレントの最新レポート「2012年独立型ビリングシステムベンダー:北米損害保険市場」は、独立型ビリングシステムのベンダーにはどのような選択肢があるかを把握し、吟味し、各保険会社に合った候補を絞っていく際に有用な情報を提供します。
「独立型リビリングシステムの多くには、損害保険会社で要求される基礎的機能が組み込まれています。しかし、最上級の顧客サービスを達成するために必要な自動化は、すべてに導入されているわけではありません。今やビリング・ソリューションの差別化が、顧客サービスのツールとなっています」とセレント保険グループのシニアアナリストでレポート執筆者であるマイク・フィッツジェラルドは述べています。
このレポートではセレントの「ABCDベンダービュー」を活用しています。「ABCDベンダービュー」は、「テクノロジーの先進性」「機能の幅」「顧客基盤(相対的顧客数)」「顧客サービスの充実度」の4つのカテゴリーごとに各ベンダーの相対的な位置づけを示したものです。