アジア太平洋地域のコネクテッド・コーポレートバンキング
2018/11/27
セレントの分析では、アジア太平洋地域(APAC)はコーポレートバンキングで世界をリードしており、この地域の20行の営業利益総額の約40%はコーポレートバンキングの利益である。
Key research questions
- APACにおけるコーポレートバンキングの業績は?
- APACにおけるコーポレートバンキング・テクノロジーへの投資を推進しているものは?
- APACの銀行の、包括的コーポレートバンキング・デジタル戦略の採用が急を要する理由は?
Abstract
セレントは、APACのコーポレートバンキングを理解するために、営業利益実績、セグメント別収益、テクノロジートレンド、およびチャンスと課題を調査した。
APACはグローバル銀行の地域別利益において首位に立っており、グローバル銀行の利益総額の43%がこの地域で生み出されている。銀行収益に最も貢献しているのはコーポレートバンキングである。セレントの分析では、2017年、APAC 20行の営業利益総額の39%はコーポレートバンキングがもたらしたものであった。トランザクションバンキングに目を向けると、APAC地域は過去も未来も収益成長において世界をリードしている。