保険業界のデータベンダー評価
2017/02/08
モハメッド・マハフーズ
Abstract
本レポートでは、保険会社にデータサービスを提供するベンダー41社を、6つの観点(データストレージ、データ品質、報告、データの可視化、人工知能、高度な分析)からに評価します。
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | データテクノロジーの主なカテゴリーは? |
2 |
保険業界のデータ分野で活動する主なベンダーは? |
3 | ベンダーをデータテクノロジー別に分類すると? |
保険業界においてデータの重要性は増しており、ここ数年でデータテクノロジーベンダーが数多く登場しました。
セレントは、ベンダー市場を調査し、金融サービスに関するデータテクノロジーを提供する150社以上のベンダーを特定し、本レポートではその中から41社を紹介します。特定分野に特化するベンダーもいれば、幅広い分野でテクノロジーを提供しようとするベンダーもいます。
「多数の新規データベンダーが次々に登場しているため、その中から自社に適したベンダーを選別するのは容易ではありません」と保険プラクティスのシニアアナリスト、ニコラス・ミシェロッドは述べています。
「これからはAIに焦点を置き、保険ビジネスのあらゆる分野でサポートしようとするベンダーが出現するでしょう。いまのところは、カスタマーエンゲージメントなど顧客とのやりとりの場面での、ロボアドバイザーやチャットロボットのようなテクノロジーに動きが見られます」とシニア・アナリストのクレイグ・ビーティは述べています。