金融テクノロジーのイノベーション:「FinovateEurope 2013」から
2013/04/10
Abstract
「FinovateEurope 2013」では、決済およびバンキング2.0ソリューションが話題の中心になっています。現在、銀行がその地位を脅かされている分野がいくつかあります。しかし、今回のコンファレンスでは、革新的なサービスの提供を目指す銀行をサポートするベンダーソリューションが数多く紹介されていました。
セレントの最新レポート「金融テクノロジーのイノベーション:『FinovateEurope 2013』から」は金融サービスのイノベーションをテーマとする「FinovateEurope 2013」でベンダーが行ったプレゼンテーションから、ここ数年間、どのような変化が起こりつつあるか明らかにしています。レポートではコンファレンスの概要、決済、バンキング2.0、コンファレンスで紹介されたソリューションのうち最も注目すべき製品について詳しく説明しています。
「国際決済や外貨取引といった分野への参入を目指すベンダーも見受けられ、銀行はこれらに対抗するための戦略を策定すべきでしょう。しかしベンダーの多くは、銀行とベンダーとが提携関係を結ぶことでイノベーションを共有できるような提案をしています。具体的には、革新的なリワードプログラム、銀行が発行する決済認証の管理ツール、バンキング2.0サービスを可能にするソリューション、オープン・バンキング・プラットフォームなどです」と、セレント銀行グループのシニアアナリストでレポートを執筆したジルビナス・バレイシスは述べています。
本レポートは30p。11図と4表で構成されています。