ボードルーム・シリーズ:災害復旧への備え
2009/09/02
Abstract
フィナンシャルリサーチおよびコンサルティングを手がけるセレント(本拠地:ボストン)が、ボードルーム・シリーズという新たなクライアント・リソースを開始しました。毎月発行予定のこのシリーズは、保険会社が直面している課題について調査し、取締役会による「難しい質問」への対応に備える経営幹部をサポートします。各質問につき、隠された問題点についてセレントの見解を述べ、保険会社の効率的な対応策を具体的に示します。
本シリーズの第2回目は「災害復旧への備え」です。災害復旧のコンセプト自体は至極単純ですが、実行するのは難しく、保険会社の多くは事業継続計画(BCP)を部分的に実施し始めたところです。保険会社は災害後すぐにシステムを復旧し、顧客および社員を安心させ、重要業務を早期に再開させなければなりません。迅速にデータセンターおよびミッションクリティカル・システムを再開できるか?コールセンターを再稼動するのにどれくらいかかるか?どのように指揮系統を維持し現状復帰するか?
「保険業界には災害時に他の企業をサポートするという役割があるため、事業継続計画(BCP)を策定することがより重要となります。本レポートでは各保険会社が備えるべき措置をまとめました」とシニアアナリストで本レポートの著者であるジェフ・ゴールドバーグは述べています。
ボードルーム・シリーズは従来のセレントレポートとは異なり、現在注目されている問題について、経営幹部レベル向けの短いサマリー形式になっています。目次はオンラインにてご覧になれます。