2016年 アジア・モデルインシュアラー:保険会社のテクノロジー有効利用に関するケーススタディ
2016/04/21
ウェンリ・ユアン 孔慶順
Abstract
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | 保険会社のあらゆる業務プロセスを最新のテクノロジーで最適化したら、どうなるか? |
2 |
保険ITプロジェクトのベストプラクティスとその成果は? |
3 | 受賞プロジェクトから何を学べるか? |
今回で6回目となる「アジア・モデルインシュアラーアワード」として、次の各カテゴリーについて、14のテクノロジープロジェクトを選出しました。
- データマスタリー&アナリティクス
- デジタルおよびオムニチャネル
- IT管理のベストプラクティス
- レガシー&エコシステムのトランスフォーメーション
- 非基幹システムにおける優れた業務運用
レポートでは、モデルインシュアラーの選定基準となったITベストプラクティスや具体的な数値によるビジネス成果についても紹介しています。
そして、アジア・モデル・インシュアラー・オブ・ザ・イヤーはMetLife Asiaが受賞しました。
「保険会社は、デジタル、分析、イノベーション、レガシーシステムの刷新といったテーマのITプロジェクトを推進することで、競合他社をリードすることを目指しています。ベストプラクティスを実践し、定量的な評価を行っているプロジェクトは成功に結び付いています」とセレントアジア金融サービスグループのシニアアナリストでレポートの共著者であるウェンリ・ユアンは述べています。
セレントは2015年末までモデルインシュアラー・アジアへの応募を受け付け、その後保険チームが提出されたベストプラクティスやビジネス成果に基づいて受賞プロジェクトを選定しました。受賞各プロジェクトについては、レポート内でビジネスドライバー、テクノロジー環境、導入の詳細、数量化された成功指標の詳細などを詳しく紹介しています。
本レポートは14の受賞プロジェクトのケーススタディを紹介し、17表と3図で構成されています。