フロントオフィス/ ミドルオフィス・プラットフォーム: 2020年 EMEAウェルスマネジメント編
2020/12/14
2016-2020 顧客フィードバックのトレンド
Abstract
セレントは、ウェルスマネジャーがフロントオフィス/ ミドルオフィス・プラットフォームをどのように利用しているかを調査した。具体的には、ベンダーの特徴や機能、統合のし易さ、ITベンダーの導入能力や専門的サービス、シナリオに応じたコンフィギュレーション能力、システム変更時の業務担当者の関与などについてのウェルスマネジャーの見解を紹介している。レポート全体を通して、セレントは経時的変化についての見解を示している。最後のセクションでは、ITベンダーやウェルスマネジャーに向けた提言を掲載している。
本レポートは次の2020年セレント・レポートを補完するものである Front-to-Middle Office Platforms: EMEA Wealth Management Edition: 2020 XCelent Awards: Powered by VendorMatch。 トレンドを時系列で見るために、2020年の結果を次の2016年調査のデータと比較している。European Wealth Management Technology Vendors: Evaluating Front Office Platform Vendors。
2016年と2020年を比較して、全体的にすべての分野で改善がみられる。注:統合/APIに関する質問は2016年の調査には含まれていない。
ウェルスマネジャーは、豊富な機能を備えたプラットフォームを求めている。具体的な機能の例は以下の通り。
- 安定性と大規模な計画的開発
- 自社(クライアント)のバックエンドシステムの経験
- アウトオブザボックスのクライアントポータル
- 最先端のユーザーインターフェースによる操作の容易性
- 高度なカスタマイズ
- 異なる機能モジュール間の完全な統合
(詳しい情報は、セレント北川俊来TKitagawa@celent.comまでお問合せください)