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シンガポールにおけるOTCデリバティブ市場と取引プラットフォーム

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2012/02/09

Abstract

(このレポートは2012年2月9日に"OTC Derivatives and Trading Platforms in Singapore "というタイトルで英文で発表されましたが、和訳版を2012年6月18日に発行しました。)

シンガポールは既に世界のOTCデリバティブ取引のハブ市場としての地位を確立し、その規模は世界第8位となっています。

セレントの最新レポート「シンガポールにおけるOTCデリバティブ市場と取引プラットフォーム」は同国のOTCデリバティブ市場の規制動向、規模、トレンドを明らかにし、市場参加者の動き、電子取引、取引プラットフォームを分析しています。同市場に占める電子取引の割合は上昇し続けており、2013年にはCDS取引の5%、金利デリバティブ取引の15%、為替デリバティブ取引の61%に達すると予想されます。

G20首脳会合の合意によると、シンガポール証券取引所はNDF(ノンデリバラブル・フォワード)を含む様々なデリバティブ商品の決済サービスを手がける計画です。しかし、バイサイドではアルゴリズム取引の導入が広がり、電子取引プラットフォーム 「SGX Reach」が稼働すれば取引スピードの向上が見込まれることから、NDF取引は減少が予測されます。その結果、店頭取引から取引所取引へのシフトが加速するでしょう。同証券取引所は、今後2年間で外国為替オプション、他通貨建ての金利スワップ、ノンデリバラブル・スワップ、アジアのCDS、指数デリバティブ、アジアの個別銘柄のCDSの決済もSGX Reachに移行させる方針です。

「シンガポールの金利スワップ市場では、引き続き多数の参加者が取引を行っています。世界経済の主要な市場としてのアジアの存在感が高まるなか、今後も同市場の成長は続くでしょう」と、セレントのアジア金融サービスグループのアナリストでレポートを執筆したフア・ジャンは述べています。