2007年保険契約管理システムの世界動向
2007/12/12
キャサリン・スタッグ・マーシー
Abstract
米国と欧州では、今後2年間にコアシステムのリプレースが活発化するとみられます。
保険業界では様々な要因を背景に、保険契約管理システムの購入が急増するビジネスドライバーの「嵐」が形成されつつあります。セレントの最新レポート「2007年保険契約管理システムの世界動向」は欧州、北米およびアジアにおける保険契約管理システム市場での最新の動向を明らかにしています。
欧州および米国では、このシステム市場は今後2年間拡大を続け、保険契約管理システムへの投資総額は(本レポート対象地域で)2009年に17億米ドル(約1870億円)のピークに達すると予測します。システムの改善に伴い、保険会社の購買意欲はさらに高まり、価格はまずまず堅調に推移するでしょう。中国では上昇するケースさえみられるでしょう。
「2008年以降の、保険契約管理システムに対する世界的な需要見通しは極めて良好です」とシニアアナリストでレポート執筆者の1人であるキャサリン・スタッグ・マーシーは述べています。
また、共同執筆者のチャド・ハーシュは「ベンダーにとって今後5年間は最高レベルの業績が見込まれ、保険会社にも多大なメリットがもたらされるでしょう」と述べています。
本レポートは9図と3表を含む25ページで構成されています。
注)米ドルから日本円への換算レートは、2007年11月30日の仲値(三菱東京UFJ銀行公表による)を参照。