2021年 ウェルスマネジメントのトップ・トレンド
2020/11/30
Abstract
2021年はCOVID-19パンデミックの影響が社会全体に波及し、ウェルスマネジメント業界は逆風にさらされるだろう。それは金融機関やベンダーが支出を抑制しつつ、時代遅れのシステムを刷新することを目指す年になるとセレントは予測している。COVID-19を背景に、ウェルスマネジメントの顧客基盤の拡大、ディストリビューションモデルからの仲介業者の排除、それに続くウェルスマネジメントの民主化は、従来の運用モデルの変革において大きな役割を果たし、2021年をウェルスマネジメントのイノベーションの転換点とするだろう。
セレントは、2021年にウェルスマネジメント業界に影響を与える10のトレンドを明らかにしている。これらのトレンドは、「外部の力とトレンド」、「内部の対応」、「人口動態の変化」の3つに大きく分類される。2021年の包括的なテーマは「ウェルスマネジメントのクライアント・ジャーニー」である。
2021年に正常な状態に戻るかどうかに関わらず、ウェルスマネジャーは今年の熾烈な戦いの結果得られた利益を利用して、業界の主要部分を容赦なく変えている長期的トレンドに再び取り組む必要がある。
(詳しい情報は、セレント北川俊来TKitagawa@celent.comまでお問合せください)